Sugilog

バックアップ体制を強化する為にNASを導入した

これまでGlatchのバックアップ体制は作業用マシン(iMac)に外付けHDDを繋いでTime Machine経由でバックアップを取っていた。

しかし独立と同時に購入したMacも外付けHDDも3年が経過し、そろそろいつ壊れてもおかしくない時期に差し掛かってきたので、これを機にバックアップ体制を強化することに。

クラウドのストレージを契約することが最も手軽で良いなと思ったけど、最終的にはNASを導入することにした。

NASを選んだポイント

NASのメリット

・複数人での運用がやりやすい ・RAIDを活用すれば強固なバックアップ体制を構築可能 ・データの格納先が明確で安心 ・柔軟な拡張性 ・初期費用はかかるが買い切りでランニングコストは電気代のみ

NASのデメリット

・地震や火災などの物理的な障害に弱い

この点は現在進行している案件を格納するフォルダを作り、そのフォルダのみをGoogleドライブに同期させることで解消した。進行中のみのデータであれば無料枠の範囲で収められる。

NASの種類

NASには購入してすぐに使用可能な完成品タイプと、好みのHDDを別途用意して自分で組み込んで使用するキットタイプがある。

楽な完成品タイプも良さそうだけど、自分で好みのメーカー・容量のHDDを決めたかったのと、後々拡張する可能性もゼロではないなと思ったのでキットタイプから候補を絞り込むことにした。

導入するNASの候補を検討

NASの導入を決めたところで次は製品選び。検索してみるとSynologyというメーカーの製品の評判が良さそう。どうやらDiskStation Managerという独自OSを搭載しているらしく、WindowsライクなUIで操作がしやすいのが特徴みたい。

Synologyの良かったところ

  • Amazonや価格コムなどネットでの口コミの評価が高い
  • ネット上の情報が豊富
  • 独自OS「DiskStation Manager」が使いやすそう
  • 見た目が良い

以上のような理由からメーカーはSynologyに決定。次はどの製品にするかの検討。用途としては仕事用のデータとデジ一眼で撮影した写真のバックアップ。RAID1を使いたかったのでベイモデルからピックアップ。 下記公式サイトで各製品を比較できるので検討の際に便利。

製品一覧 | Synology Inc.

ちなみにSynologyにはPlus、Value、Jという3つのシリーズがあって、左から順にグレードが高くなっている。Jシリーズはエントリーモデル。この中からValueシリーズにあたるDS218playに決定。用途的にはエントリーモデルでも事足りたが、予算範囲内だったことと、エントリーモデルに比べCPUの性能が高く、メモリの容量が倍だったことが決定打になった。

搭載するHDDの検討

こちらも検索を駆使した結果、Western DigitalのNAS用HDDを選択。容量は2人で使うこともあって、多めに4TB。以上でNASの環境が整った。データは財産。消えてしまっては後の祭りなのでしっかりバックアップしておきたい。